お酢を使おう! ワインビネガーってどうやって使うの?
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こんにちは
ご家庭でワインビネガーを使うことってありますか。スーパーなどでもよく見かけますが、イマイチ使い方が分からない。上手に使うことができたら、お料理もワンランクアップすると思うのですが…。
そこで今日は『ワインビネガー』についてお話をしたいと思います。
ワインビネガー
お酢には、お米などの穀物から造られる穀物酢と、ブドウやリンゴなどの果実から造られる果実酢の2種類があります。
ワインビネガーは、ブドウ果汁から造られる食酢のことです。ブドウ果汁をアルコール発酵させた後に、酢酸菌で発酵させると、酢へと変わりワインビネガーになります。
ワインビネガーには、白ワインから造られる白ワインビネガーと、赤ワインから造られる赤ワインビネガーの2種類があります。この他にも、シャンパンを原料とする「シャンパンビネガー」や、シェリー酒を原料とする「シェリービネガー」もあります。
赤ワインビネガー
赤ワインビネガーはブドウを皮ごと使って造られていて、コクが深く芳醇な香りとまろやかな味わいで、赤ワインの風味が感じられるのが特徴です。
白ワインビネガー
白ワインビネガーは、皮や実を使わずブドウの果汁のみを使って造られていて、上品な香りと味わいで、ブドウの苦味や渋みも少ないのが特徴です。
ワインビネガーの使い方
ワインビネガーの使い方としては、あっさりとしてさわやかな酸味と、フルーティーな香りを持っているので、一般の食酢と同様に、サラダやマリネなどのソースに利用できます。
赤ワインビネガーは、ドレッシングはもちろんのこと、肉料理のソース、煮込み料理などがお勧めです。料理ではビーフシチュー、ハヤシライスなど煮込み料理に使います。お肉を柔らかくする効果があるのでコク与えるつつ使えます。炒めるときにサッと振りかけるだけでもコクが出ます。
白ワインビネガーは、野菜を使ったお料理や魚料理、マリネやピクルスなどと相性が良いです。また、普段お使いの穀物酢の代わり(酢の物など)にも使用ができます。
なので、ワインを使うようにお料理のコクや味わいで使い分けると良いですよ。例えば、魚料理でも脂ののった魚なら赤ワインビネガーを使うとかです。
また、白ワインビネガーのやさしい酸味をいかしてお寿司の酢飯に使っても美味しいですよ。使い方は簡単で、穀物酢をワインビネガーに置き換えるだけ。ちらし寿司がお勧めです。
すし酢(2~3人分)
白ワインビネガー 大さじ2
砂糖 大さじ1
塩 小さじ1/2
昆布茶 小さじ1/3
全てをボウルに入れて砂糖が溶けるまで混ぜれば完成です。ご飯に混ぜ合わせて、お好みの具材をのせて食べてください。ワインビネガーは、少し酸味が強いので加減しながら使ってください。
意外なことにワインビネガーは自家製が可能!
ワインビネガーは自宅で造ることができるそうです。(私は造ったことがない)なので、お借りした造り方を載せておきます。
自家製ワインビネガーの作り方
ワインと酢を4:1の割合で容器に入れてフタをし、暗くて涼しい場所に置いて、2~3か月放置するだけ。発酵しやすいよう、酢は酸化防止剤の入っていない生酢(きず)を使うのがポイントで、酸っぱいのがお好みなら酢の分量を増やしてもよいでしょう。
ワインビネガーを自作する際の注意点
ワインビネガーを作る際は、雑菌が繁殖しないよう、容器を事前に煮沸消毒するなど清潔な状態にしておく必要があります。
発酵が進んでくると表面に膜が張ったり、沈殿物が現れたりすることがありますが、発酵の証なので問題ありません。ただし、匂いや味が明らかにおかしい場合は、雑菌などにより腐敗してしまった可能性もあるので、使用しないようにしましょう。
また、完成したワインビネガーは冷暗所で保管し、早めに使い切るよう心がけましょう。
今日の最後に
ワインビネガーとは、ブドウの果汁から造られるお酢のことです。赤ワインビネガーと白ワインビネガーの2種類があり、それぞれに特徴を持ったフルーティーなお酢です。
ワインビネガーには、「酒石酸(しゅせきさん)」という有機化合物が含まれています。この、酒石酸は整腸作用のある成分で、ワインビネガーには腸内環境を改善する働きがあります。また、酒石酸カリウムは体内のナトリウムと結びつくので、高血圧予防にも効果があります。他にも、ワインビネガーはブドウのお酢なのでポリフェノールの健康効果にも期待できます。日本のお酢と使い方はほぼ同様!普段のお料理に取り入れてみてはいかがでしょうか。水で割ってハチミツを足し飲用してもOKですよ!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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