シルシ

食に関係した情報をお届け致します。

2月17日は「千切り大根の日」 切り干し大根は優れた保存食!

スポンサーリンク



スポンサーリンク


野菜




こんにちは
記念日を見つけましたよ。
2月17日は「千切り大根の日」だそうです。
「千切り大根」って干した大根のことですよね。体に良さそうなので、取り上げてみたいと思います。
そこで今日は『千切り大根』についてお話をしたいと思います。



「千切り大根の日」


切り干し大根



 千切り大根は、大根を細長く切って乾燥させた保存食です。「千切り大根」という呼び方は主に西日本で使われ、東日本では「切り干し大根」と呼ばれています。


 この記念日を制定した「こだま食品株式会社さん」は 広島県福山市の会社なので、関西の呼び方で「千切り大根の日」としたのでしょう。では、ここからは切り干し大根という呼び方に切り替えます。


 生の大根はそのほとんどが水分。およそ90%も水分なんだそうですよ。これを干すことで旨味と栄養を凝縮させたのが「切り干し大根」になります。


 カラカラの実の部分にはカルシウムや鉄分、ビタミンB1やB2などが豊富に含まれています。勿論、食物繊維は生の大根より大幅に含有量が増加しています。ただし、ビタミンCが少し減少してしまうので他も食品から摂取するようにしましょう。


 切り干し大根の特徴といえば保存性です。保存食だけあって賞味期間は、常温でだいたい6ヶ月~1年もあるといわれています。上手に保存すればこれ以上の日持ちも可能になります。また、開封後であっても、冷蔵庫で保存すれば同じように6ヶ月~1年も日持ちするんですよ。野菜が不足する季節には頼もしいそん存在ですね。



切り干し大根の使い方

 保存を重視した切り干し大根は水で戻してから使うことになります。意外と簡単に戻すことができるので紹介します。


切り干し大根の戻し方(生で使う場合)


切り干し大根


  1. 汚れや臭いを落とすため、2回ほど水を替えながら、軽く揉むようにして水洗いします。

  2. ボウルに切り干し大根を入れ、そこに切り干し大根の分量の3倍程度の水を張り、浸けて戻します。(サラダやお浸しの場合は10~15分程度。煮物など火を通す場合は5分程度。)

  3. 戻したら軽く絞って完了です。


 切り干し大根を水で戻すと、約4倍の量になるので量を調節してお使いください。戻し汁にも沢山の栄養が含まれているので、捨てずに煮汁やお味噌汁などに使いましょう。


 お急ぎの場合は、お湯で戻します。50℃くらいの温度のお湯を使えば、数分で戻りますよ。


 戻した生の切り干し大根は日持ちしません。1日程度で使い切るようにしてください。


 どうしても使い切れない場合は、冷凍保存しましょう。冷凍保存なら、2週間程度の保存が可能です。なお、冷凍保存した切り干し大根は、衛生面を重視して加熱調理が原則になります。



切り干し大根を食べよう!


切り干し大根


切り干し大根とツナの炊き込みご飯

用意するもの(分かりやすい分量 2~3杯分)

  • お米 1合

  • 切干大根 15g

  • ツナ缶 40g

  • 和風だし 小さじ1/2

  • 醤油 小さじ1

  • 塩 小さじ1/5

  • 青ねぎ 少々



作り方

  1. 切り干し大根はたっぷりの水で戻し絞って細かく刻みます。

  2. お米をとぎ切り干し大根の戻し汁を入れ、足りなければ水を足して普通の炊飯の水加減にします。

  3. そこへ和風だし、醤油、塩、ツナ缶(オイルごと)、切干大根を加え軽くかきまぜて炊飯します。

  4. 炊きあがったらよく混ぜて、盛り付けて青ねぎを散らし完成です。


 残ったツナ缶はサラダなどに使ってください。また、ツナの代わりに、しらすを使っても合いますよ。


 味噌汁にも切り干し大根を入れちゃいましょう。いつもの味噌汁を作る要領で、出汁を沸かしたら、戻さないままの切り干し大根を入れて少し煮ます。豆腐も入れて、味噌を溶き、ひと煮立ちさせれば完成です。これだけでOKですよ。ヘルシーで栄養満点!試してみてくださいね。



今日の最後に

 切り干し大根は、大根を乾燥させた食品で、西日本では「千切り大根」、東日本では「切り干し大根」と呼ばれています。切り方や干し方も多様で、生のものを干す場合や、茹でてから干す場合もありますが保存性はどれも長期保存が可能となります。


 2月17日は「千切り大根の日」です。

 切り干し大根は、水分が抜けた分、栄養が凝縮されています。特にビタミンB群を豊富に含んでいます。ビタミンB1ビタミンB2は糖質・脂質を代謝する際の必要な栄養素で、ダイエットをサポートしてくれます。嬉しいですよね。食べ方は至って簡単!汁物ならそのまま入れるだけです。体のためにも、毎日の食事に取り入れてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。



www.raruka.net