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【子持ちししゃも】これで安心!お腹の破裂を防ぐコツ

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こんにちは
ところで、子持ちししゃもを焼いて破裂して経験はありませんか。私だけなのかなぁ。この破裂を防ぐ方法はあるのでしょうか。
…ということで、今日は子持ちししゃもの焼き方についてのお話です。

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子持ちししゃもの破裂

スーパーで見かける子持ちししゃもはカラフトシシャモ(カペリン)です。海水魚北太平洋北極海北大西洋にかけて広く分布しています。ししゃもより大きくて安いのが特徴で「子持ちししゃも」として売られています。安いので手軽に買えるのがいいですよね。

子持ちししゃもですが、焼いたら破裂して卵が飛び散ってしまった、なんてことはありませんか。この問題は何とかして破裂を回避したいですよね。


なぜ破裂をしてしまうのでしょうか。

その原因は焼く温度にあります。

子持ちししゃもなのでお腹の中には、たくさんの卵が入っています。 子持ちししゃも焼くと、その熱によって身は収縮してしまいます。それとは反対に卵は膨張してしまいます。
皮は縮まるのに卵は膨張してしまうので、やがて皮が耐えきれなくなり破裂をしてしまいます。このことが破裂をしてしまう原因です。


ししゃもの破裂を防ぐ簡単なコツ

破裂を防ぐ解決方法は「弱火でじっくりと焼く」です。
破裂の原因は皮の収縮と卵の膨張なので、弱火でじっくりと焼けば破裂は回避できます。強火で焼くよりも2~3分ほど時間はかかりますが破裂を防ぐことができます。
ちなみに、私が破裂させてしまった失敗談は、火が強火になっていたこと、見事に卵が飛び散っていました。


子持ちししゃもの焼き方

  1. グリルを少し予熱しておく

  2. 間隔をあけて並べる

  3. 弱火にして焼く

  4. 皮の表面から水分が出てきたらひっくり返す(両面焼きグリルは無用)

  5. お腹(卵)が固くなっていれば焼き上がりの合図です


心配な方はお腹に竹串などで2~3ヶ所穴をあけてから焼いてください
なお、ししゃもをひっくり返すときに位置を置き換えると火が均等に当たり焼きむらが出ません。

フライパンを使われる方も弱火で焼けば破裂を防ぐことができ綺麗な仕上がりになます。


冷凍ししゃもは凍ったまま焼ける

ししゃもは凍ったままで、そのまま焼くことができます。少し時間はかかりますが解凍時間を省くことができるのでお勧め!

冷凍子持ちししゃもの焼き方

  1. グリルのはじにししゃもを並べる(焼きむらを防ぐため)

  2. 中火以下で焼く

  3. 水分が出てきたらひっくり返す(4~5分後)

  4. お腹が固くなってきたら完成です


こちらもじっくりと焼くのがポイント。冷凍ししゃもは焼く前に穴を開けていないので破裂に注意してください。
またフライパンで焼くときは、ひっくり返すまでは蓋をすると火が通りやすくなります。ひっくり返した後は蓋は不要になります。



今日の最後に

子持ちししゃもの破裂を防ぐには火加減がポイントです。必ず弱火でやくようにしてください。これで綺麗な子持ちししゃもを食べることができます。是非!
それとひっくり返すのは1回だけ!ししゃもに触れ過ぎるのも破裂の原因になります。
読んでくださりありがとうございました。






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