違いは太さ!ソーセージとウィンナーの違い
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こんにちは
今日は解りそうでイマイチ区別が難しい『ソーセージとウィンナー』の違いについてお話をしたいと思います。
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ソーセージとウィンナーの違い
ソーセージとウィンナーの違いは何が違うのでしょうか。
ソーセージとは
腸詰めのことで一般的には、塩漬けされた肉を挽き、香辛料等によって味付けして腸に詰めて乾燥、または燻製にしたものです。
ちなみに、ソーセージの語源は、salsus(ラテン語で「塩漬けされた」の意)が語源だとされています。ウィンナーとは
ケーシング(動物の腸やそれに似せた人工のもの)には、主に羊の腸が使用され、太さが20ミリ未満のもの。 正式には『ウィーン風(オーストリア)のソーセージ』で短くして『ウィンナーソーセージ』と呼ばれています。
また、ウィンナーソーセージの中には、製品の太さが20㎜以上36㎜未満のソーセージはフランクフルトソーセージと、牛の腸が使用され、太さが36㎜以上のものボロニアソーセージがあります。
1と2をまとめると、ソーセージは総称でウィンナーは、そのなかの一種になります。
日本では太さが20㎜未満のものは全てウインナーと呼んでいるので原料に関係なく太さの違いで呼んでください。
ソーセージのケーシングについて
ソーセージはもともと豚や羊の腸にひき肉や脂をつめて形を整え、燻製して作られています。
ケーシングとは
本来『腸』を意味していましたが、『人工ケーシング(Artificial Casing)』が登場してからは、食肉加工時に使用する皮膜全般を意味するようになりました。天然ケーシングには羊・豚・牛などの腸が使われ、加工(洗浄し、塩漬けにしたもの)して薄い膜にして製品化されています。
人工ケーシング(Artificial Casing)とは
天然たんぱく質を原料としたコラーゲン系と、プラスチックを原料とした塩化ビニリデン系・ポリエチレン系、植物性繊維素を原料としたセルロース系があります。代表的なものでいうと、昔からある赤いウィンナーはタンパク質を使った食べることができる人工ケーシング、プラスチックを原料としたものは魚肉ソーセージなど、皮をむいて食べるタイプのものがあります。また、紙・アルミラミネート・シルク・パーチメントなどの種類も人工ケーシング(Artificial Casing)の中には含まれてます。
なお人工ケーシングはソーセージ全体の約30%に使用されています。
ちょっと雑談
赤いウィンナー
タコさんウィンナーで有名な赤いウィンナーは昭和中期(昭和30年)ごろに誕生しました。まだ物資が乏しい時代、低品質の肉で作ったウィンナーは美味しそうな色ではありませんでした。これを補うため着色したのが始まりです。当時、赤くしたことに一気により売り上げが上がったそうですよ。
赤いウィンナーに使われている着色料には、コチニール色素、赤色102号、赤色3号などがあります。また食中毒防止の添加物も入っていますが食べ過ぎない限り人体への影響は少なくなっています。
今日の最後に
ソーセージとウィンナーの違いについてお話をしましたが、ウインナーはソーセージに一種なのでソーセージと呼んでも間違いではありません。だってサラミはイタリアのソーセージ、チョリソーはスペインのソーセージなんですから…。
それにしてもソーセージって美味しいですよねぇ。
最後までお読みいただきありがとうございました。