トウモロコシを美味しく茹でるコツ!
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こんにちは
夏はトウモロコシが美味しい季節ですね。茹でたてのトウモロコシって美味しいですよね。
ところで、トウモロコシの茹で時間はどのくらいがベストなのでしょうか。
そこで今日は『トウモロコシの茹で時間』についてお話をしたいと思います。
トウモロコシの茹で時間
トウモロコシは、中南米が原産の穀物です。その起源は5,500年~7,500年ぐらい前と言われています。もともとは、メキシコ周辺に自生していたテオシントと呼ばれるイネ科の一年草の野生植物が起源で、これを改良し続けて(もしくは突然変異をしたとも言われている)、現在のトウモロコシになったと言われています。
世界各地でトウモロコシを食べるようになったののは、15世紀末にコロンブスがアメリカ大陸からスペインへ持ち帰ったことがきっかけです。これは1492年10月28日に、コロンブス隊がキューバ島に上陸した際に、現地のカリブ人が栽培していたトウモロコシを持ち帰ったと、乗員の日記の中に記録があるそうです。
日本へは1579年に、ポルトガル人によって長崎と四国にフリントコーン(硬粒種)持ち込まれました。当時は南蛮船が運んで来たことから「ナンバンキビ」と呼ばれていたそうです。その後、明治時代に入ってアメリカからスイートコーン(甘味種)である「ゴールデンバンタム」という品種を導入し、北海道で栽培が始まり、全国に普及しました。
このような歴史を持つトウモロコシですが、ご家庭で食べるときは茹でトウモロコシが多いと思います。そこで美味しいトウモロコシの茹で方を紹介したいと思います。
トウモロコシの美味しい茹で方
トウモロコシは、ちょっとしたポイントをおさえるだけで見た目や味が劇的に変わります。3つのやり方があるので、参考にしてみてください。
下準備
トウモロコシの外側の皮をむき取って捨て、実に近い内側1~2枚だけを残した状態にします。
薄皮を残した状態にしたら、鍋に入りやすいよう長い茎を切り落として完了です。
※皮を残す理由は、皮を残したほうが、ゆでる時にもゆでた後にも水分が飛びにくく、ジューシーな仕上がりになるためです。)
用意するもの
トウモロコシ
フライパンor鍋
水
塩
ふっくらジューシー!水から茹でる場合
深めのフライパンor鍋に、トウモロコシを並べてひたひたになる量の水を入れます。(このとき、どれだけの水を加えたかを量っておきます)
水に対して2~2.5%の塩を用意して加えます。(水1.5~2Lなら塩大さじ2。30gです。)
鍋を火にかけて、沸騰したら、トウモロコシを鍋に入れます。
落とし蓋をして強火で4~5分茹でます。 (落とし蓋がない場合は、途中2~3度、鍋の中で回転させます。)
茹で上がったら火を止めて、そのまま10分間ゆで湯のまま放置します。
10分後にザル上げして、皮をむきます完成です。
シャキッと歯ごたえ!湯から茹でる場合
深めのフライパンor鍋に、トウモロコシを並べてひたひたになる量の水を入れます。(このとき、どれだけの水を加えたかを量っておきます)
水に対して2~2.5%の塩を用意して加えます。(水1.5~2Lなら塩大さじ2。30gです。)
塩を加え沸騰したら、トウモロコシを鍋に入れます。
落とし蓋をして中火で5分間茹でます。(落とし蓋がない場合は、途中2~3度、鍋の中で回転させます。)
茹で上がったら火を止めて、そのまま10分間ゆで湯のまま放置します。
10分後にザル上げして、皮をむきます完成です。
トウモロコシをもっと美味しく茹でる
トウモロコシは水から入れます。
沸騰する直前の、お湯が揺れている状態まで加熱します。
このままの状態で、15~20分間じっくりと茹でます。
茹で上がったら、水1リットルに大さじ1の塩を溶かした塩水に粗熱が取れるまで浸けます。
ザルに上げて完成です。
茹でたトウモロコシの保存は、冷蔵保存で2~3日になります。
おまけ!レンジ編
トウモロコシの皮とヒゲをとり、軽く洗います。
ラップで包んで、レンジ(500~600w)で5分加熱します。
加熱が終わったら、粗熱が取れるまでそのまま蒸らします。
完成です。
今日の最後に
トウモロコシは、茹で方を替えるだけで美味しくなります。上記のやり方を参考にして頂けたら幸いです。
トウモロコシの旬は7~8月です。糖やデンプンなどの炭水化物が多く、野菜の中では高エネルギー食材です。食べると元気になりますよ。旬の美味しいときに、召し上がってみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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