デラウェアは偶然に発見された葡萄!
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こんにちは
日本で葡萄といえばデラウェアですよね。でも、最近は巨峰かな。
ところで、古い歴史がありそうなんですが、いつ頃から栽培されていたのでしょうか。
そこで今日は『デラウェア』についてお話をしたいと思います。
葡萄、デラウェア
日本で葡萄といえばデラウエア、種なし葡萄の定番として古くから親しまれています。デラウェアはアメリカが原産の偶発実生として発見された品種です。1850年ごろアメリカ・ニュージャージー州のプロボー氏によって発見され、1855年にオハイオ州で「デラウェア」と命名されました。日本へは、1872年(明治5年)にフランスから農林水産省の前身である内務省勧業寮により持ち込まれました。
現在のデラウェアは種なしが特徴ですが、もともと種ができなわけではなく、ジベレリンと言うホルモン剤に房を浸けることで、種ができないように処理されたものです。
デラウェアの名前の由来については、デラウエア州ではなく歴史上の人物、デラウエア卿に由来しているそうです。
現在、日本でデラウェアは、巨峰に次いで多く作られている品種で、価格的にも手頃で親しまれています。
美味しいデラウェアの選び方
美味しいデラウェアを選ぶポイントは3つです。参考してみてください。
1.果皮
赤紫色が濃く、皮に張りがあるものを選びましょう。
2.果実
粒の大きさが揃っているものを選びましょう。(表面に白い粉を付いているものが新鮮)
3.ツル
緑色、または黄緑色をしたものを選びましょう。(古いと茶色に変色)
この3つがポイントです。番外編として試食OKなら、房の下側を食べてみて甘みがあれば全体が美味しい葡萄です。
デラウェアの保存
デラウェアは常温保存だとあまり日持ちしません。なので冷蔵か冷凍での保存をお勧めします。
常温 洗わずに新聞紙やキッチンペーパーで包に冷暗所で保存。期限は2~3日。
冷蔵 洗わずに、傷んだ粒を取り除き、ラップでひと房ずつ包み冷蔵庫の野菜室で保存。期限は3~5日。
冷凍 傷んだ粒を取り除き、洗って水気を拭き取る。ラップで包み、保存袋に入れて冷凍保存する。期限は2~3週間。
※果実を一粒ずつ保存する場合は、冷蔵、冷凍ともに果軸を2∼3mm残し、果実に果軸をくっつけたまま保存しましょう。切り離すと傷みがはやくなります。
今日の最後に
デラウェアは意外と古い歴史をもった葡萄です。日本へ渡来したのもの明治5年なのでかなり昔ですね。
デラウェアの旬は9月くらいまでです。デラウェアに限らず葡萄といえばブドウ糖です。疲労を回復したり、脳の働きを活発にし、集中力を高めてくれる効果があります。暑い季節ですし水分補給をかねて、召し上がってみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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