旬のプルーン! 生とドライ選ぶならどっち?
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こんにちは
そういえば、秋はプルーンが美味しい季節ですね。貧血気味の方が食べると良いといわれているフルーツです。
ところで、プルーンには2種類ありますよね。生とドライです。食べるとしたらどっちの方が良いのでしょうか。
そこで今日は『プルーン』についてお話をしたいと思います。
プルーン
プルーンは、日本名でいうとスモモのことで、プルーンとは西洋スモモの総称になります。同じものに「プラム」がありますが、市場では生のスモモ類をプラム、ドライフルーツやペースト状にした西洋スモモを「プルーン」と呼び市場では区別しているそうです。
プルーンは、中国やコーカサス原産の果物で、現在は東アジアとアメリカを中心に栽培が行われています。日本へは、中国原産のスモモが明治時代に持ち込まれましたが気候が合わずになかなか定着しませんでした。現在では品種改良が進み、主に長野県や北海道、青森県などで栽培が行われています。
欧米ではプルーンを「ミラクルフルーツ」と呼ぶほど栄養価の高い果物です。プルーンはビタミン、カリウム、鉄分、葉酸などがバランス良く含まれていて、食物繊維が非常に多く含まれます。
それでは、プルーンを食べるとしたら生とドライどっちが良いのでしょうか。
選ぶならどっち!
食べる量で考えるとドライプルーンは、乾燥して(ドライ)になっていることで、さまざまな栄養がぎゅっと濃縮されているという点で、圧倒的に栄養価が高くなります。プルーンの代表的な栄養素の食物繊維や鉄分でいうと、その差は5倍以上になります。
他の栄養素も、カリウムやカルシウム、マグネシウムなどのミネラルは約5~7倍にもなります。水分が抜けているので全てにおいて生を上回ります。もちろんですが凝縮されているので、カロリーも上がることは忘れてはいけません。生のプルーンで、100gあたりのカロリーは50kcal前後になりますが、乾燥したものは約5倍の250kcal前後となります。ダイエットを考えるなら食べ過ぎには注意が必要です。
ドライプルーンの栄養
プルーンの鉄分
プルーンといえば、鉄分が豊富だというイメージがありますよね。実は栄養が凝縮されているドライプルーンでさえ、鉄分は100gあたり1g程度(生は0.2㎎)なんです。同じ量を食べるなら、干しアンズや干しブドウだと2.3㎎なのでこちらの方が効率的ですね。ちなみに、貧血を改善するには一日10個を常食すると2ヶ月で貧血が改善できるそうですよ。
プルーンの食物繊維
プルーンには、善玉菌を増やす「水溶性食物繊維」と、便の量を増やす「不溶性食物繊維」が約50%ずつ含まれています。 また、プルーンは水溶性食物繊維の1つである「ペクチン」を多く含んでいます。ペクチンは善玉菌を増やし、腸内環境を整える効果を持っているので、普段からお腹の調子が悪い方は改善できます。
ただ、プルーンを食べ過ぎると下痢などの体調不良の原因になってしまうので注意してくださいね。
というわけで、プルーンを選ぶなら栄養面で見る限りドライプルーンで決まりでしょう!
ただ、栄養豊富が豊富なだけに食べ過ぎると肥満の原因にもなりますので、生のもので小型のものなら10個くらいまで、ドライプルーンなら2~3個くらいまでにしてくださいね。
今日の最後に
プルーンは栄養価で選ぶなら断然ドライプルーンです。水分が抜けているので約5倍以上もの栄養が凝縮されています。毎日1~2粒を食べ続けることで、体に良い効果を実感できます。手軽に食べたいならドライプルーンですね!
しかし、プルーンの旬は10月くらいまでなんです。生のプルーンはこの時期にしか出回りません。是非とも食べてほしい果物です。この時期限定なので、普段とは違うみずみずしいプルーンを食べてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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