冬の旬! 苺の旬は冬?
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こんにちは
冬のフルーツって少ないですよね。代表的ものは柑橘類くらいですね。
ところで、苺ってこの時期になると見かけることが多くなるのは何故かなのでしょうか。苺は暖かい季節に実をつけますよね…。
そこで今日は『冬の苺』についてお話をしたいと思います。
苺(イチゴ)
甘くて美味しい苺は、みなさんご存知のとおり野菜の仲間です。スイカやメロンと同様に草本性として分類されています。人間との関わり合いは古く、石器時代には野生の苺を食用としていました。実をだけではなく、葉や茎、根に至るまで食べていたそうです。栽培がはじまったのは17世紀の頃といわれています。自然に生えている小粒の苺を畑で育てていました。
現在のような苺は、18世紀にオランダで南アメリカ原産のチリ種と、北アメリカ原産のバージニア種とを交配されて生まれました。その後、江戸時代末期にオランダ船によって日本へも持ち込まました。このときに、 オランダ人が日本に持ち込んだため、オランダ苺と呼ばれるようになりました。ちなみに、「野苺」といわれるものは日本にも古くからあります。
日本で栽培が始められたのは明治5年、このときは定着しなかったそうです。その後明治32年頃に、フランスの品種が導入されたことで本格的に栽培が行われるようになりました。そして数多くの品種が生まれ現在でも次々と新しい品種が登場しています。日本には250種類もあるそうですよ。
苺の旬は冬?
苺は本来、4~5月に旬をむかえ最も甘くなります。
では何故、苺は冬に出回るのでしょうか。
クリスマスやお正月など年末年始のイベントが大きく関わっていることは事実です。これによりビニールハウスや大型暖房機と使い春のように暖かい環境を作り生産を高めているから出荷が多くなるのです。
その一方で…。
苺は実が膨らみ収穫されるまでの間が長いほど甘くなる植物なんです。寒い時期は実を太らせるのに時間がかかります。しかしこの間に、しっかりと養分を蓄積されることにもなるため糖度が増します。
そのため糖度の高い苺は需要が高まり生産も多くなります。苺の旬は冬なので多く出回るという訳でです。これが一番の理由になります。
反対に暖かくなれば多くの実に養分を使われてしまうので、糖度は低くなりますね。
今日の最後に
苺が冬に多く出回る理由は、一年で最も甘くなるからです。イベントで需要が高まることは事実ですが、旬の時期だからこそ多く出回ります。冬こそビタミン!苺はビタミンが豊富なので召し上がってみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。