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ヤングコーンはどんなもの? 保存方法も教えて!

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トウモロコシ畑




こんにちは
初夏の季節に見かけるヤングコーン。缶詰の方がお馴染みでしょうか。
ところで、ヤングコーンってどのようなものかご存知でしょうか? そこで今日は『ヤングコーン』についてお話したいと思います。


ヤングコーン




ヤングコーン

 ヤングコーンは簡単に言うと、トウモロコシの子供です。

 トウモロコシは、1株で3本以上の実をつけます。実際に出荷されるのは穂先の2本で、3本目以降は先の2本を太らせるため摘果されてしまいます。この摘果された若いトウモロコシがヤングコーンです。ヤングコーンは、別名ベビーコーンやミニコーンとも呼ばれています。


<摘果(てきか)とは>
よい果実を得るために、余分な果実を幼いうちに摘み取ることです。


 ヤングコーンの特徴は、 皮をむいたらそのまま全体を食べることができます。ひげ付きの場合は、ひげも食べることができるんですよ。トウモロコシに比べると甘味は弱いものの、シャキシャキとした歯ごたえと特有の風味が味わえます。タイなど海外からの輸入品が多く、国内産のものが出回るのは1ヶ月程度なのも特徴です。



ヤングコーンはヘルシー

 ヤングコーンは、トウモロコシの子供なので低カロリーでとってもヘルシーなんです。カロリーは1本(10g程度)あたり、3kcalと低カロリーです。食物繊維も豊富なのでダイエットに最適な食材と言えます。


 ヤングコーンはダイエット効果だけではなく、動脈硬化の予防・貧血の予防・肺がん・直腸がん・子宮頸がん・心臓病の予防・高血圧の予防などにも効果がある食材です。トウモロコシよりも食べやすく、トウモロコシの持つ効果がそのままなのが嬉しいですね。



美味しいヤングコーンの見分け方と保存方法

 この時季は、国産の新鮮なヤングコーンが出回ります。美味しいヤングコーンの見分け方を紹介します。


  • 皮が乾燥して変色したりしていないかをチェックしましょう。

  • ハリがありみずみずしいものを選びましょう。

  • 色が綺麗で大きすぎないものを選びましょう。



保存方法
  1. キッチンペーパーた新聞紙で包み、ビニール袋に入れえる

  2. 冷蔵庫の野菜室に、立てて保存する

保存期間は、2~3日です。



冷凍保存
  1. ヤングコーンの外皮を剥く

  2. お湯沸かし塩を入れて固めに3分間茹でる

  3. ザルにあげて自然に冷ます

  4. 冷凍用保存袋に入れて冷凍室で保存する


 冷凍保存の期限は1ヶ月です。
調理するときは、かるくレンジで加熱するか、凍ってままお使いいただけます。



ヤングコーンの茹で方

ヤングコーン


 ヤングコーンは、生で食べても大丈夫ですが少し抵抗がある方は、茹でた方が柔らかくなり食べやすくなります。

茹で方
  1. 皮をむかずに茶色いひげだけを切ります。

  2. 鍋にお湯を沸かします。

  3. 沸騰したら皮付きのまま、弱火で5分間茹でます。

  4. ザルにあげて完成です。


 皮付きで茹でる理由は、旨味を逃さないためです。茹で上がったら皮を剥けばひげも食べることができます。



今日の最後に

 ヤングコーンとは、3本目以降の若いトウモロコシです。国産のものは5~6月にしか収穫できないので、この時季に食べてみてはいかがでしょうか。
栄養豊富なので、バテ気味の方にお勧めです!
最後までお読みいただきありがとうございました。



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