旬の葉生姜! 保存方法はどうしたらいいの?
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こんにちは
この時季に出回る生姜に、葉生姜というものがあります。緑色の茎のような葉がついている小さな生姜です。
この葉生姜には賞味期限が表示されていません。葉生姜はどのくらい日持ちするのでしょうか。それに保存方法も気になります。
そこで今日は『葉生姜の保存』についてお話したいと思います。
葉生姜の保存
葉生姜の保存についてお話する前に、新生姜のことからです。
葉生姜ってなに?
葉生姜は、新生姜が指くらいのサイズに成長したときに、葉を付けたまま出荷される生姜で6~8月ごろに出回ります。主に小生姜と呼ばれる小ぶりの生姜品種が用いられ、代表的な品種として谷中生姜があります。
葉生姜の特徴は、根茎が柔らかく、辛味も普通の生姜ほど辛くなく風味が良いのが特徴です。また、成長した生姜よりも栄養が多いのも特徴の一つです。
用途は主に、甘酢漬けにして赤みを出してお料理に添えられます。魚料理に添えられているものを見たことがあると思います。その他にも、天ぷらなどにも使われます。
谷中生姜の「谷中」とは、東京都台東区にある地名で、この地で葉生姜が多く作られていた事から、谷中生姜と呼ばれるようになりました。
葉生姜の選び方
店頭で葉生姜を選ぶときは次のようなものを選びと、新鮮で美味しい葉生姜です。ポイントは大きさと色です。
選び方
葉の緑色が濃く、みずみずしいものを選ぶ
根の部分が白く、茎の付け根が赤いものを選ぶ。
全体的に乾燥していないものを選ぶ。
葉生姜を選ぶときは、根が小さい物を選びましょう。生姜は育つと辛味が強くなるので、爽やかな辛さを楽しみたいなら小さめの方がお勧めです。
新生姜の保存方法
葉生姜は鮮度が落ちやすい食材です。そこで少しでも長持ちさせる保存方法を紹介します。
冷蔵保存方法
葉と根の部分を包丁などでカットする
葉は保存袋、根はキッチンペーパーか新聞紙で包む
それぞれを冷蔵庫の野菜室に入れる
冷蔵保存した葉生姜は、2日程度保存できます。乾燥に弱いので注意しましょう。
コップに立てて一週間保存
コップに水を適量注ぐ
葉生姜をそのまま立てて常温保存する
コップにさすやり方は乾燥から守ることができるので、1週間程度日持ちできます。この間、できるだけ毎日水を替えてくださいね。
新生姜の下処理
やり方
茎は好みの長さに切り、水で洗いして水分を拭く
根が繋がっている場合は、包丁で1本ずつに切る
繋がっていた部分の間に汚れが残っていたら再び水洗いして水分を拭く
根の薄皮を剥く、またはスプーンで皮をこそげとる
完成です
余談ですが、緑の葉を最後まで剥くと白い茎が見えてきます。白い茎は食べることができるので、お試しください。
今日の最後に
新生姜はそのままでは日持ちする食材ではありません。少しでも日持ちさせたい場合は、水の中に立てて入れ保存しましょう。一週間くらいは日持ちするのでお勧めです。
葉生姜は6~8月までが旬になります。柔らかく辛味もマイルドなので、酢漬けやそのまま味噌を付けて食べてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。