春雨を食べよう! 麻婆春雨は日本発祥?
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こんにちは
ときどき食べたくなりませんか麻婆豆腐。ご飯との相性も抜群ですよね。
でも今回は豆腐の方ではなく「春雨」を取り上げてみたいと思います。
そう、「麻婆春雨」ですよ。
麻婆豆腐に比べると知名度は落ちますが美味しいお料理ですよね。
そこで今日は『麻婆春雨』についてお話をしたいと思います。
麻婆春雨
麻婆春雨ってなんだろう?
麻婆春雨は、一見中華料理のように思えますが、日本で開発されたお料理なんですよ。
1981年に永谷園の能登氏という方が、春雨に、豚肉・筍・木耳・ピーマンに麻婆ソースを絡めて作ったそうです。
麻婆春雨はもともと中国のお料理で、「螞蟻上樹(マーイーシャンシュー)」という四川地方の郷土料理を手本に考案されました。このお料理は日本語に訳すと「蟻の木登り」というそうです。箸で持ち上げたときに、蟻が木を登っているように見えることから名付けられたそうです。日本の麻婆春雨とはやや異なるお料理です。
ということで麻婆春雨は、日本風にアレンジした「螞蟻上樹(春雨と挽き肉の炒め)」ということになります。
難しそうな料理名ですが、螞蟻上樹(マーイーシャンシュー)は自宅でも作ることができるんですよ。
螞蟻上樹(マーイーシャンシュー)を作ってみよう!
出典:Wikipedia
螞蟻上樹と麻婆春雨とほぼ同じものです。市販のものを買わなくても出来るので挑戦してみてくださいね。
用意するもの(4人分)
春雨 200g
お湯(50℃) 適量
豚ひき肉 200g
生姜 4g
ニンニク 2カケ分(みじん切り)
ネギ 1本
ニラ 2把
ゴマ油 大さじ2
豆板醤 大さじ1
サラダ油 小さじ1
水 400ml
調味料A
酒 大さじ1
醤油 大さじ1
甜麺醤(テンメンジャン) 小さじ1
調味料B
酒 大さじ1
醤油 大さじ1/2
作り方
春雨を50℃のお湯に5分くらい入れてもどします。
もどしたら5㎝くらいの長さに切ります。
長ネギはみじん切り、水菜とニラは長さ4センチに切ります。
フライパンにゴマ油を熱して、ひき肉を入れて弱火で炒めます。
ひき肉の色が変わったら、調味料Aを加えて炒め、一度取り出します。
フライパンにサラダ油を熱し、豆板醤を加えて弱火で炒めます。
香りが出てきたら、ニラを加えて軽く炒め、さらにひき肉を加えて炒め合わせます。
フライパンに水、春雨を加え、調味料Bも加えて強火で、煮汁が少なくなるまで煮ます。
春雨スープを作る時と同じぐらいの量で、煮汁が少なくなるまでゆっくり煮ます。
水分が飛んだら、ネギを加えて混ぜ合わせて完成です。
メモ
調味料Aの甜麺醤が無い場合は、味噌+醤油+砂糖+ゴマ油で代用してくださいね。
分かりやすい分量
味噌 大さじ1
醤油 小さじ1/2
砂糖 小さじ1/2
ゴマ油 1滴
具材はなにを使っても構いませんが、シンプルな方が美味しいですよ。また、しっかりと煮込むことで春雨に味が染み込み美味しくなります。
麻婆春雨(焼き肉のタレ編)
麻婆春雨は、焼き肉のタレと電子レンジを使えばサッと手早く作ることができますよ。
用意するもの(4人分)
豚ひき肉 200g
春雨 200g
ネギ 1本
調味料A
水 300ml
焼き肉のタレ 大さじ5
ゴマ油 小さじ2
鶏がらスープ 小さじ2/3
おろし生姜 少々
ラー油 適量
作り方
春雨を食べやすい大きさにカットします。(少し湿らすと切りやすい)
ネギは小口切りにします。
調味料Aを合わせておきます。
耐熱ボウルに春雨、ひき肉の順に入れて、調味料Aをかけます。
ラップをかけて、レンジ600Wで6分間加熱します。
ボウルにネギを加えてよく混ぜ、お皿に盛り付け、ラー油を回しかけ完成です。
メモ
具材はモヤシやキノコ類を使っても美味しいですよ。辛さはお好みで調節してくださいね。
今日の最後に
麻婆春雨は、中国の螞蟻上樹を元に永谷園さんが考案した麻婆ソースを絡めたお料理です。本場の中国には麻婆春雨は存在しないので和風中華調理ということになります。
麻婆春雨は、手軽に作ることができる栄養満点のおかずです。春雨には、カリウム、カルシウム、鉄分、ビタミンBが豊富に含まれているので麻婆春雨にすればバランスのよい一品になります。たまには春雨を使って、麻婆春雨を召し上がってみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。