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ビタミンが豊富なロマネスコ! 生で食べても大丈夫?

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秋の食材




こんにちは
寒い季節に採れる野菜には小松菜やブロッコリーなどがあります。なかでも、ブロッコリーやカリフラワーに似たも野菜にロマネスコという野菜があります。三角形のクリスマスツリーのような形が特徴的な野菜ですよね。
ところで、ロマネスコは茹でて食べますが、生食は可能なのでしょうか。
そこで今日は『ロマネスコ』についてお話をしたいと思います。


ロマネスコ


ロマネスコ



 ロマネスコは、カリフラワーの一種でイタリアのローマが原産といわれている野菜です。16世紀頃から栽培が始まりイタリアをはじめ地中海沿岸の地域を中心に食されてきました。似たような野菜のブロッコリーやカリフラワーは、一説にはロマネスコが原種といわれ、そこから派生したそうです。


 変わった名前が付けられていますが由来については、イタリアのローマ方言を意味する「romanesco」に由来しているそうで、英名だと、「Romanesco broccoli(ローマのブロッコリー)」や「Cauliflower romanesco(ローマのカリフラワー)」と呼ばれているそうです。


 日本へ渡来したのは明治の初期頃で、昭和の後期から一般化したそうです。当初は馴染めなかったそうですよ。


 日本での呼び名は多種に渡り、「黄緑珊瑚(キミドリサンゴ)」、「サンゴ礁」、「うずまき」、「カリッコリー」、「カリブロ」、「やりがい君」、といった別名があるそうです。

ロマネスコの生食?

ロマネスコ


 あまり馴染みがない野菜なので茹でることが多くなりますが、ロマネスコは生食が可能な野菜です。欧米では普通に「生」で食べているそうです。 そういえば、カリフラワーも生で食べますよね。


 ロマネスコの一般的な食べ方は、生だと硬いのでサッと茹でることが多くなります。それでは、下処理のやり方を紹介します。



ロマネスコの下処理

 ロマネスコの下処理は、ブロッコリーやカリフラワーと同じになります。


やり方

  1. ロマネスコの根元の硬い部分を包丁で切り落とします。

  2. 茎の下側から包丁を入れて行き、小房に分けます。

  3. 上の部分は、手で切り離し小房に分けます。

  4. 芯も食用にできるので、食べやすい大きさにカットします。

  5. 沸騰したお湯に塩を加え、ロマネスコを入れます。

  6. 約2分ほど茹でたらザルに上げます。

  7. そのまま放置して粗熱が取れたら完了です。



レンジを使う場合

  1. 小房に分けたロマネスコを耐熱皿に並べます。

  2. 上から塩を少量振ります。

  3. フワッとラップをかけて、600Wで60秒加熱します。

  4. ザルに上げて粗熱をとり、完了です。


 栄養を逃さず美味しく仕上げるポイントは、硬めにゆで上げることです。柔らかい食感が好きな方は、お好みで少し長めに加熱してくださいね。


 すぐに使わない場合は、密封できる冷凍保存袋に入れて冷凍しましょう。


 なお、炒め物や煮込み料理などに使う場合は、下茹では不要です。



今日の最後に

 ロマネスコは、生でも食べることができる野菜です。生だと少し硬いので加熱します。栄養を考えるなら、生食がベストです。


 ロマネスコの旬は、11月から翌4月くらいになります。栄養価が高くビタミンCは野菜の中でもトップクラスの含有量です。コラーゲンの生成や免疫の向上に期待できます。今の季節にはピッタリの野菜ですね。寒い季節の貴重な野菜ですので、召し上がってみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。




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