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イクラが赤い理由

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こんにちは
ところで、イクラはどうして赤い色をしているのか気になったことはありませんか。
…ということで、今日はイクラの話です。


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イクラの色

鮭はもともと白に近い薄いピンク色をしています。このままの状態で産卵すると白っぽい卵になります。
しかし、鮭の食事をしなければなりません。赤い色素を含むエビやカニを食べるので徐々に身が赤くなってきます。
そして産卵期に入るとある種類の藻を大量に食べます。この藻「アスタキサンチン」という色素が含まれていて、このせいで鮭の体がより赤みを増し、卵であるイクラも赤くなります。
イクラが赤い訳は「藻」にあります。

ちなみにこのアスタキサンチン、カロチノイドの一種で肌にとってもいいんですよ。ビタミンEの約1000倍、ビタミンCの約6000倍もの抗酸化作用があります。また目の保護にも効果があります。



イクラは一日にどのくらい食べていいのか。
コレステロールやプリン体を気にされる方も多いと思いますが、イクラにはそれほど多くのコレステロールやプリン体は含まれていません。かと言って大量に食べるの問題です。
鶏卵1個で考えると、イクラ30gが同等にあたります。なので、多くても60gくらいが適量と言えます。
イクラ丼で考えると一杯分だと少し多いくらいです。



最後に、いくらが赤い訳は藻に含まれるアスタキサンチンの色素、
体をとてもいい成分です。このことからイクラや赤い切り身の鮭を摂取することをお勧めします。でも、食べ過ぎには注意してくださいね。
読んでいただいてありがとうございました。