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料理の『酒蒸し』ってどうやって作るの?

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春のイメージ




こんにちは
春は暖かくなり色々な食材が手に入るようになります。そんな旬の食材をいかす調理方法に酒蒸しがあります。そこで今日はシンプルな料理の『酒蒸し』についてのお話をしたいと思います。



酒蒸しって何?

 酒蒸しは食材に、軽く塩をして酒を振りかけて蒸すことをいいます。 白身魚や貝や鶏肉などによく用いられる調理方法で、生臭みをとって酒の風味(旨味)をつけ、素材の持ち味を活かしてくれます。もっともシンプルかつ適切な調理方法の一つです。 今の時期だと旬のアサリを使うといいですね。

 2月~4月に旬を迎えるアサリは春の産卵の時期を迎え身がぷっくりしてとってもおいしいです。
アサリの旬は春と秋の2回、アサリは水温が20度ほどになると産卵のため栄養を蓄え身がプリプリの状態になります。これからの時期は栄養を蓄えているときなので美味しいときです。
そんなにアサリですが、一番美味しくいただけるのが、アサリの酒蒸しだと思います。とっても簡単なので是非!作り方を説明します。


アサリの酒蒸し

アサリの酒蒸し


まずは砂抜きからです。スーパーのものは既に砂抜きされているものが多いのですが念のために砂抜きをします。

塩水の準備

アサリは海水程度の塩分の水(塩分濃度3%~3.5%)につけると砂を吐き出します。目安はアサリ300gほどに対して、水200mlに6~7gの塩を混ぜると、ちょうどひたひたくらいの分量の塩水ができあがります。ボールにアサリと塩水を入れて、蓋又はアルミホイルをかぶせて、そのまま1時間ほどおきます。(潮干狩りでとってきたアサリは半日浸けてください)
これで砂抜きは完了です。

材料 (2人分)

アサリ(砂抜きしたもの) 400g 酒 大さじ3 (アサリの1/3が浸るぐらいが目安)
万能ねぎ 適宜


作り方

鍋又はフライパンにアサリを入れ、酒をまわしかける。
中火にかけ、酒が沸いたらふたをして2分ほど蒸し煮にする。
あさりの口が開いたら器に盛り、ねぎを散らす。

ポイントはアサリの口が開いたら火を止めることです。火を通しすぎると固くなるので注意してください。
また、日本酒の代わりにワインを使っても構いません。こちらもお勧めです。


ちょっと雑談

短時間で貝の塩抜きをする方法

用意するもの

  • 貝 (アサリ・ハマグリ・シジミ)

  • お湯 (45~50℃)

  • 平らなバット


やり方

  1. バットにお湯を入れる。 (アサリがかぶるくらい)

  2. 水道水で軽くもみ洗いした貝入れる。

  3. 5分待つと貝が開きます。

  4. 水が濁りバットの底に砂があることを確認できたら完了です。

このときに、5分経っても貝から砂が出ないようならお湯を取り替えて、もう1度やってみてください。それでも口が開かない状態なら鮮度が落ちています。処分してください。
準備を入れても10分で完了するのでやってみてください。


今日の最後に

酒蒸しはシンプルで旨味を最大限に味わえる調理方法です。お酒さえあればできるので挑戦してみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。


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