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『めかぶ』はどんな海藻?

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『めかぶ』はどんな海藻?




こんにちは
海藻の中にめかぶと言う名前があります。
この『めかぶ』って何のことか分かりますか。
今日はこれから旬を迎える『めかぶ』についてのお話をしたいと思います。


朝食のめかぶ



めかぶって何?

『めかぶ』とは、ワカメの根元部分のことを指すます。


ワカメの部位


ワカメの生殖細胞が集まった部位で、「かぶ」と付く通り、わかめの根本近くの部分がめかぶと呼ばれています。めかぶはネカブ、ミミ、カブ、メヒビなど様々な呼び名があり、各地方によって独自の加工法・調理方法で食されています。


茎ワカメ

見た目では分かりにくい部位で茎ワカメという部分がありますが、茎ワカメは名前の通りワカメの茎にあたる部分です。一方めかぶは、茎の下の植物でいう根っこの部分になります。


めかぶの色


水揚げされた、めかぶ 茹でめかぶ


スーパーで見かけるめかぶは緑色をしていますが海の中では茶色い褐色の色をしています。どうして緑色になるかというと、90℃以上で5秒程ボイルすると褐色の色素が壊れて瞬時に鮮やかな緑色に変色します。
めかぶの旬は、3月~4月の一ヶ月間がめかぶが一番美味しい時期と言われています。5月半ばを過ぎると味が一気に落ちてしまいます。


栄養

めかぶの特徴はネバネバです。このネバネバ成分は「フコイダン」でガン抑制効果があると言われています。このフコイダンですが、めかぶにはワカメ葉より10倍も含まれていることが分かっています。めかぶは栄養素を蓄える部分なんですよ。
栄養が豊富なことは古くから知られていてようで、大宝律令できたら時代(701年)には食べれていた記録が残っています。広く一般的に食べられるようになったのは、養殖が盛んになりだした1965年以降からです。そして近年になり研究が進み一般的に食べられるようになりました。


今日の最後に


『めかぶ』はワカメの根元にあたる部分のことをいいます。
非常に栄養が豊富で、その代表的なのがネバネバの成分であるフコイダンです。フコイダンは、生活習慣病の予防や腸内で免疫を活性化の効果あります。ウイルスにも有効な効果を発揮します。 めかぶはネバネバが強いので癖はありますが、栄養が豊富なので積極的に摂ることをお勧めします。ちょうど3~4が旬の時期あたり、これからが一番美味しいときです。生のめかぶを食べてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。


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