寒い日はおでん! おでんに入っている「ちくわぶ」っていったなに?
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こんにちは
おでんが美味しい季節ですね。寒い夜に熱々のおでんって、良いですよね。
ところで、おでんの具に「ちくわぶ」ってありますが、いったい何から出来ているのでしょうか。竹輪とは明らかに違う食感ですから魚ではないですよね。それにギザギザの形も気になるので取り上げてみたいと思います。
そこで今日は『ちくわぶ』についてお話をしたいと思います。
ちくわぶ
ちくわぶは、関東地方を中心に食されている食品です。原材料は小麦粉で、そこに水と塩を合わせて練り、竹や金属の棒に巻きつけて蒸し上げた練り物です。京都の生麩をお手本に作られていたそうなので、生麩の一種と考えればわかりやすいと思います。
漢字で書くとわかりやすくなり、 漢字の表記は「竹輪麩(ちくわぶ)」と書きます。竹輪に似せて作ったものなのでそのままの漢字が使われています。魚のすり身が高価だった時代(江戸・明治・大正)の、竹輪の代用品だったそうです。
そして気になるギザギザは、鬼すだれを巻いた後なんですよ。(現在では型を使うみたい)小麦粉を練って作られているため味が染み込みにくいので、ギザギザをつけて表面積を大きくし、料理に使った際に味が絡むようにしています。ツルツルした表面では味が染み込みませんよね。
ちくわぶが粉っぽい
ちくわぶを食べると「粉っぽい」と感じることがあります。これは火が通っていないのではなく水分が足りないからなんです。
煮込み料理や揚げ物などに使う場合はそのままでも良いのですが、あまり煮込まないお料理に使う場合は下茹でが必要になります。これさえやっておけば、味も染み込みやすくなり、ちくわぶのクセ(臭い)もなくなります。
やり方は簡単!
ちくわぶを斜め切りにします。(面積が増える)
お湯に入れて4~5分程茹でます。
少し膨らんでいればOK、完成です。
レンジでも出来ます!耐熱皿に入れて、かぶるくらいまで水を張ります。ラップ無しで5分加熱してください。
あとは、水分を切って、おでんやお味噌汁、揚げ物やデザートなどにお使いください。みたらし餡を絡めると美味しいです。なお、ちくわぶが苦手な方は、濃いめの味を付けると食べやすくなりますよ。
今日の最後に
ちくわぶは、小麦粉を練って作る食材です。竹輪の代用品として考え出され、主に関東地方で食されています。ちなみに、製造過程で一度、蒸したり茹でたりしてあるのでそのままでも食べることができるんですよ。
寒い夜、おでんのなかにちくわぶを入れて温まってみてはいかがでしょうか。炭水化物なので、ご飯の代わりになりますよ。
最後までお読みいただきありがとうございました。