サラダの「コールスロー」ってどんな意味?
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こんにちは
キャベツを使ったサラダで、コールスローというものがあります。この「コールスロー」には、いったいどのような意味があるのでしょうか。そこで今日は『コールスロー』についてのお話をしたいと思います。
コールスロー
コールスローとは、生のキャベツを細かく刻んで作るサラダのことになります。
語源となっているのは、18世紀ごろのオランダ語の「koolsalade 」です。オランダ語でキャベツを意味する「kool」と、サラダを意味する「sla」をあわせたものが「koolsla (コールスラ)」になり、これが語源になっています。そして英語読みにしたものが「coleslaw (コールスロー)」となります。
このキャベツのサラダは、18世紀後半の文献にも登場し、入植したオランダ人からアメリカ合衆国に持ち込まれ、そしてイギリスや日本など世界に広まりました。
現在では、コールスローはマヨネーズを使って作るのが定番ですが、もともとはヴィネグレットソース (フレンチドレッシング)を使って作られていました。元々は、サッパリと味わえるシンプルな料理でした。ちなみにヴィネグレットソースは、酢とサラダ油を1:3の割合でよく混ぜ、塩と胡椒で味付けしたものです。酢の代わりにレモン汁を使うこともあります。
上記のことをまとめると、コールスローとは、オランダ語のkoolsaladeを英語にしたものが『コールスロー』です。
キャベツがメインのサラダのことになります。
コールスローのポイント
コールスローを作るときのポインは、塩をふってキャベツの水分を出すことです。キャベツの水分をしっかりと切ることで、水っぽくならずに味がしっかりします。その後しっかりと水分を切る(絞る)ことも大切です。
では、下準備のやり方を説明します。
用意するもの (2人分)
キャベツ4枚 250g
塩 小さじ1/2
ボール
作り方
キャベツは太い軸の部分をV字形にカットする。
キャベツを粗みじん切りか千切り(5㎜幅くらい)にする。
ボールに入れて、塩で軽くもみ10分おく。
サッと水洗いして水気をしっかり絞ります。
キャベツの下準備は完成です。
切り方のポイントは、キャベツの葉脈に対して包丁を直角に入れて、キャベツは繊維を断つように切るとです。こうすると味がしみ込みやすくなり、食感もよくなります。難しい場合は、キャベツ用スライサーやピーラーなどを使ってください。もう一つのポイントは、キャベツの水分をしっかりと水気を切ることです。
保存期限
キャベツと塩だけのものなら、冷蔵保存で、2~3日保存できます。ドレッシングなどで和えた場合は、2日程度と考えてください。また、マヨネーズを加えた場合は、1日程度になります。
冷凍保存の場合は、2~3週間程度になります。なお、冷凍するとシャキシャキ感がなくなりますので注意してください。
今日の最後に
コールスローとは、オランダ語のkoolsaladeが語源になったものです。これを短縮したのがコールスラ (koolsla)で、英語にすると「coleslaw (コールスロー)」になります。本来のサラダは塩で和えだけのたものなので、コールスローは塩キャベツサラダになります。
春はキャベツが旬です。キャベツを刻んでドレッシングなどで和えて、キャベツをコールスローで美味しく食べてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。