お麩って何からできているの?
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こんにちは
お味噌汁に使われてることが多い「麩(ふ)」。「いったい何からできているの?」と思ったことはありませんか。少し不思議な存在ですよね。そこで今日は『お麩の原料』についてお話したいと思います。
お麩の原料
フニャフニャしているお麩は、小麦粉から作られています。
小麦粉に食塩水を加えてよく練ると粘りが出ます。この生地を布製の袋に入れて水の中でも揉むと、小麦粉のデンプンが流出します。 この袋の中に残ったグルテンを蒸したものがお麩(生麩)になります。
生麩にデンプンや膨張剤を加えて練り焼き上げると「焼き麩」に、生麩に味をつけて揚げると「揚げ麩」になります。大きく分けて4種類のお麩ができます。
このようにお麩は、小麦粉と塩が原材料です。意外とシンプルな原材料なんです。また、お麩に砂糖(黒糖)や醤油などで味を付けると麩菓子になります。
小麦粉と塩だけなら栄養は?
シンプルだから栄養が少ないと思われていますが、実は栄養豊富な食材なんですよ。
たんぱく質、プロリン、グルタミン酸、小麦アルブミン、小麦グルテン、グルテンペプチド、鉄分、カルシウム、食物繊維、カリウムなどの栄養素を含んでいるんです。 また高たんぱく低カロリーなので、ダイエットに適した食材でもあります。ちなみに、カロリーは1つ(0.5g)当たりたった2キロカロリーしかありません。
開封したお麩の保存はどうしたらいいの?
一般的に乾物のお麩を使うことが多いので、乾燥したお麩の保存方法を紹介します。
1度開封したものは袋を代えることがポイントです。湿気に弱いので、しっかりと密閉できるジップ式のものに入れて保存してください。また、お麩は小麦粉で作られているので虫がつきやすく、虫対策のためにも密封することが大切なポイントです。
保管場所は直射日光の当たらない、涼しい場所で保管してください。密閉できていれば約1年~1年半程度は保存が可能です。どうしても湿気が気になるときは冷凍室で保存してください。
今日の最後に
お麩は、小麦粉と塩から作られています。栄養が豊富で高たんぱく低カロリーの食品です。麸には、ダイエット効果、美肌効果、高脂血症・糖尿病・肥満・感染症を予防・改善する効果、中性脂肪・コレステロールの排泄効果、脳の活力効果などがあるあるので積極的に食べたい食品ですね。シンプルな食品ですが食事に取り入れてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。