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落花生は秋が旬! 生の落花生の食べ方とは 

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落花生の食べ方




こんにちは
9月に入り、日が沈む時間がはやくなりましたね。秋を感じますよね。
秋といえば、落花生が美味しくなる季節です。
ところで、生の落花生が手に入った場合の処理方法をご存知でしょうか。生の落花生なんて扱う機会がないのでわかりませんよね。
そこで今日は『落花生』についてお話をしたいと思います。


生の落花生



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見出し

 落花生は、南米大陸アンデス原産のマメ科に分類される植物です。日本へは、中国から琉球を経由して1706年に渡来しました。沖縄で栽培が始まり、全国的に栽培が始まったのは明治に入ってからです。また、18世紀初頭に中国から伝播したものとして、「ナンキンマメ」の名称で記録が残っています。


 落花生の名前の由来は、花が咲いた後に、花の元にある「子房柄(しぼうへい)」と呼ばれる部分が地面に向かって伸びます。この子房柄が土にささって、土中3∼5センチのところで子房柄の先が水平になりサヤができ、その中で豆が育ちます。「花が落ちて地中で実が生まれる」ことから「落花生」と呼ばれるようになったそうです。


 ちなみに、落花生とピーナッツの違いは実の状態にあります。植物そのものを表現するときは「落花生」です。この落花生を加工して殻を取り除いたものがピーナッツになります。主に殻の有無で使い分けています。ちなみに、南京豆は落花生の別名で、中国の南京経由で日本に伝わったことから南京豆と呼ばれています。


 このように古くから食されている落花生は、生のままでは食べることができない食材、下処理をする必要があります。



落花生の食べ方

 生の落花生を食べるときは、サヤのまま炒るかサヤから剥いたものを炒る、もしくはサヤごと塩茹でにします。今回は茹でる方法うぃ紹介します。



落花生の茹で方(落花生500g)


落花生の茹で方



用意するもの

  • 落花生 500g

  • 大きめの鍋

  • 水 1リットル

  • 塩 大さじ2



やり方

  1. 落花生の根が付いているものは、ハサミで切ります。

  2. 汚れているものは殻と殻をこすり洗いして泥を落とします。

  3. 鍋に水(1リットル、塩 大さじ2)入れて、沸騰させて落花生を40分ほど塩茹でします。(茹でるお湯は3%の塩水が目安)

  4. 茹で上がったらザルにあげ冷まして完成です。


 30分を過ぎた辺りから、1つ取り出して固さを確かめながら加減すると良いですよ。柔らかくなっていればOKです。固めが好きな方は20分くらいでも構いません。


 また、圧力鍋を使えば、約10∼15分で仕上ります。



 保存

 冷蔵保存で、1∼2日程度になります。 傷みやすいので早めに食べ切ってくださいね。


 食べきれないときは、殻から出して冷凍用保存袋に入れて冷凍保存しましょう。


 冷凍保存期間は、2ヶ月程度になります。


 食べるときは、自然解凍か電子レンジで1~2分、温めてから食べてください。



今日の最後に

 生の落花生が手に入った場合は、傷みやすいので早めに処理をすることが大切です。その方法として茹でる方法が手軽にできるのでお勧めです。


 落花生の旬は、9~10月にかけてです。落花生は抗酸化力が強いことで知られるビタミンEが豊富で生活習慣病の予防に効果的です。生の落花生はこの時期しか味わえませんので召し上がってみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。



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