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旬のらっきょう! 1日に何個が適量?

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らっきょうの摂取量




こんにちは、カレーの付け合わせでお馴染みの「らっきょう」。
消化を助ける効果や脂質の吸収を抑える効果などがあり、カレーの付け合わせに使われています。ところで、らっきょうって1日に何個まで食べてもいいのでしょうね。ついつい食べ過ぎてしまうことも…。
そこで今日は『らっきょう』についてお話したいと思います。

らっきょう




らっきょう


 らっきょうの一日の摂取目安は「3~4粒」です。


 意外と少ないですね。


 これにはちゃんと理由があります。


 理由は、食べ過ぎてしまうと「胃もたれ」「腹痛」「下痢」などの症状が現れるからです。らっきょうに含まれる成分「硫化アリル」は殺菌効果が強いので、一度にたくさん食べ過ぎると胃に負担がかかり胃の粘膜を荒らしてしまいます。体にいいと思ったいたものが逆に働いてしまうので、食べ過ぎにはくれぐれも注意しなくてはいけません。


 また、らっきょうの独特の香りもあるので食べ過ぎてしまうと食事の後に臭ってしまいます。臭いの面からも一日に3~4粒が適量ですね。

 しかし、らっきょうの臭いがどうしても気になる方は、食べた後にリンゴを食べると臭いが消えますよ。リンゴに含まれるポリフェノールは消臭効果があるため、らっきょうの独特な臭いを弱めてくれる働きがあります。

 リンゴがない場合は、100%ジュースでOKですよ。らっきょうを食べたらリンゴで臭い消しですね。



らっきょうの効果・効能

らっきょうの効果


らっきょうは食べ過ぎなければ体に非常にいい働きをしてくれます。代表的ならっきょうの効果と効能をご紹介います。




 なかでも便秘の解消は効果があります。その理由は、フルクタンは食物繊維にあります。


 らっきょうの含有量は野菜の中でトップクラスに多いんですよ。食物繊維が多い野菜で思い浮かぶのはゴボウですが、ゴボウに比べて約4倍、キャベツの約11倍以上も含まれています。食物繊維は腸内環境を整える効果があり、らっきょうに含まれる食物繊維は水溶性であるため腸内で溜まった便を柔らかくする効果があります。便秘解消に最適な食品なんですよ。



 そしてこの時期に嬉しいのが免疫力の向上です。硫化アリルは強い殺菌作用があるため、免疫力の向上にも繋がります。更には、ジアリルスルフィド(ワサビやニラにも含まれている臭いの成分)にも殺菌作用があるので相乗効果が期待できます。強い殺菌作用で免疫力向上です。



 また、疲労回復効果もあります。らっきょうを食べることで、疲労回復を助けるビタミンB1の吸収がよくなります。通常の8倍も吸収がよくなるというから凄いですよね。これからの季節は気温も上がるのでポークカレーの付け合わせに食べれば、豚肉などのビタミB1の吸収がよくなりますね。疲労回復にらっきょうはお勧めです。

 このように、らっきょうは数多くの効能を持っているので、毎日3~4粒を目安に食べることをお勧めいたします。



今日の最後に

 らっきょうの一日の摂取目安は3~4粒です。


 なぜ今らっきょうなのかと言うと、らっきょうの旬は5~6月だからです。それに栄養豊富なのも今食べてほしい理由です。定番の酢漬けやカレー、そのままみじん切りにしてドレッシンにも合います。栄養豊富なので旬の時期に是非食べてみてください。
最後まで読んでくださりありがとうございました。



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