ヘチマの栄養! ヘチマサポニンがお肌をサポート!
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こんにちは
たわしや化粧水でお馴染みのヘチマ。実は食べることができるそうですね。
ここで気になることは栄養です。
「ヘチマってどんな栄養があるの?」と思いますよね。
そこで今日は『ヘチマ』についてお話をしたいと思います。
ヘチマ
ヘチマは原産国は熱帯アジアが原産の植物で、日本ではタワシとしての知名度が高くなってしまいます。沖縄ではナーベーラーと呼ばれ、ゴーヤーと並ぶ夏野菜の一つで、若い時期のものを食用とし20cm位の果実を炒め物などにして食べます。ビタミンやミネラル(葉酸・ヘチマサポニンなど)を豊富に含むみ夏バテ時にも好んで食されています。
一般的にはヘチマと呼ばれていますが、本来の名前は果実から繊維が取れることから「糸瓜(イトウリ)」と呼びます。付けられ当時は「イトウリ」と呼ばれていましたが、後に縮まって「とうり(と瓜)」と転訛したようです。
「トウリ」がヘチマと呼ばれるようになったのには、いろは歌が関係してきます。 トウリの「ト」はいろは歌で「ヘ」と「チ」の間ということから「ヘチマ」といわれるようになったそうです。ちなみに漢字は、「糸瓜」と書くので変わらずです。
ヘチマの栄養
ヘチマはそのほとんどが水分で構成されています。約95%が水分といわれています。ヘチマの主な成分は食物繊維、ビタミン、ミネラルです。特にビタミンKが豊富なんですよ。
ビタミンKは、血液を凝固させたり、カルシウムの骨沈着を促したりする脂溶性ビタミンです。動脈硬化の予防や、骨粗しょう症の予防などの効果があり、健康維持に欠かせない栄養素なんです。
ヘチマの食物繊維は水溶性食物繊維なので腸の調子を良くし、便秘の解消に効果があります。この水溶性食物繊維のペクチンは、糖分を吸収する作用があるので、食事後の血糖値の上昇や、コレステロールの上昇を抑制し生活習慣病を予防に効果的です。
また、ヘチマはには大豆や高麗人参と同じくサポニンが含まれています。コレステロールを除去し肥満防止に効果的に働く他にも、血流を改善し動脈硬化の予防や免疫力を高める効果があります。 さらに、ヘチマサポニンは美肌のサポートや、鎮咳、去痰にも効果があります。
ヘチマの食べ方
ヘチマを食べるときは、皮が柔らかく、中の繊維もまだ熟していない若い実を使います。
ヘチマの下処理
ヘチマの両端にあるヘタを切り落とします。
ピーラーで皮の部分を緑色が少し残るくらいまでむきます。
輪切りなど、食べやすい大きさにカットして下処理は完了です。(中の種は取り除かなくても良い)
下処理をした後は、お味噌汁がお勧めです。簡単にできるのでお試しください。
ヘチマのお味噌汁
ヘチマを食べやすい大きさにカット(半月切りなど)します。
同様に豚肉も食べやすい大きさ(3㎝くらい)にカットします。
へちまと豚肉、出汁を鍋に入れます。
蓋をして15分ほど弱火~中火で煮込む。
豚肉のアクをとり、ヘチマがしんなりしてきたら一度火を止めます。
味噌を溶き入れ再び弱火で火にかけます。
汁が一度ぷくっと沸騰しかかった所で火を止めます。
完成です。
今日の最後に
ヘチマは約95%が水分です。しかし、食物繊維、ビタミン、ミネラルを含んでいて夏の健康維持をサポートしてくれます。また、サポニンにはウイルスや細菌から体を守る免疫機能を活性化する作用も期待できます。
ヘチマの旬は、7~9月です。 若い20cm位のものは柔らかく食用に向いています。シチューやカレーとも相性が良いので、召し上がってみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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